ゴルフコースで使うのは、いつもの7本だけ
ゴルフを始めよう。
そう思っていきなりゴルフクラブを
フルセット揃えてコースに出ても、
実際に使うのは7本だけだという。
この7本を「ゴルフクラブ基本の7本」という。
基本の7本の選び方にも色々あるが、
現在よく使われている7本を挙げると、
次のような7本になる。
ゴルフクラブ 基本の7本の一例
- ドライバー(1番ウッド)
- パター
- ユーティリティ(UT)
- 7番アイアン
- 9番アイアン
- ピッチングウエッジ
- サンドウエッジ
の7本になるだろう。
大まかにそれぞれのクラブを紹介すると、
ドライバーというのは、
最初のティーショットに使う、
一番飛距離が出やすいクラブ。
2番目のパターというのは、
グリーン上でボールを転がすためのクラブ。
ピッチングウエッジというのは、グリーンの近くから、
ボールを転がしてホールに寄せるために使うクラブ。
サンドウエッジというのは、バンカーという砂場から、
ボールを外に出すために使うクラブ…ということになる。
この辺りはゴルフ初心者でも分かるだろう。
個人差が出て、意見が分かれるのが、
残りの3本のクラブの選び方だ。
基本の7本の選び方は、個人差がある。
ゴルフクラブ、基本の7本の選び方。
ドライバーやパター、ピッチングウエッジと、
サンドウエッジの4本は必須のクラブだ。
それ以外の3本のクラブは、以前は
3番ウッド・5番アイアン・7番・9番という、
奇数の番手を中心に使われていた。
というのもゴルフというのは、
ホールにボールを入れるゲームで、
ホールまでの残り距離によって、
使うクラブを選んでいたからだ。
ところが様々な新しいクラブの発明で、
最近は距離だけではなく、
使い勝手で選ばれることが増えた。
たとえばユーティリティというクラブが発明され、
3番ウッドや5番アイアンなどといった、
ロングアイアンがあまり使われなくなった。
ユーティリティクラブというのは、
3番と5番の中間的な飛距離のクラブで、
ウッドとアイアンの中間的なヘッドを持つ。
しかし単なる中間的なクラブではなく、
非常に振り抜きやすく、ミスショットが少ない。
そのため、失敗しやすい3番ウッドや、
5番アイアンを避けて、
ユーティリティ・クラブが
使われるようになったワケだ。